帆船日本丸の写真展開催中！入場無料
- 横浜みなと博物館の特別展示室には、公募された写真全１３７点を展示中
横浜・みなとみらい地区にある横浜みなと博物館の特別展示室で、第４回「横浜の帆船日本丸」募集写真展を開催中だ。会場では一般公募により集まった写真全１３７点を展示している。入場は無料で、さまざまなテーマや視点から撮影された日本丸を楽むことができる。開催は１月２７日まで。
「太平洋の白鳥」の写真１３７作品を展示
- 受賞作１２点も展示
日本丸と言えばわが国を代表する帆船のひとつで、その美しい姿から「太平洋の白鳥」とも呼ばれている。横浜の港で静かにたたずむ日本丸だからこそ、応募作品にも工夫が見られる。公益財団法人 帆船日本丸記念財団の佐野裕美広報担当は「日本丸の帆が広がる時間帯を狙って来場されたり、第１回は（横浜市の）大観覧車コスモクロック２１から望遠レンズで撮影された方もいました。自分なりの撮影ポイントを探して応募いただいているようです」と分析する。４回目となる今回は２つの賞が新設された。ひとつはファミリー賞で、ほのぼのとした写真。また船内賞に該当する写真の撮影のため、日本丸に乗船するカメラ愛好家が増えたという。応募作品がすべて展示される特典もうれしい。
１９３０年（昭和５年）に練習帆船として建造された日本丸は今年８３歳を迎える。８４年までの約５４年間は“現役”として活躍し、１万１５００人もの実習生を育ててきた。翌８５年からみなとみらい２１地区の石造りドックに保存され、一般公開されている。船体整備に入る２月には、横浜みなと博物館で次の展示会も開催される予定だ。
詳しくははこちらからhttp://www.nippon-maru.or.jp/
