「中島史恵のヨガで元気に!」第6回では「太陽礼拝のポーズ」に挑戦します。このヨガの代表的ポーズに中島は「腹筋、背筋など身体全体を使い、身体を目覚めさせます。これを覚えれば、ヨガをやっている実感もわきますよ」とアドバイス。運動不足のお父さんにとっては大挑戦?

 でも、ぜひマスターして元気になりましょう!

 中島

 この連載が始まり間もなく半年です。さあ、今回はヨガの代表的なポーズ「太陽礼拝のポーズ」に挑戦してみましょう!

 ──聞いたことがあります。難しそうですがどんな効果がありますか

 中島

 「太陽」というくらいなので、もともとは朝目覚めて活力を体に行き渡らせ、元気な1日を送ることができるようなポーズです。力がいるように思えるかもしれませんが、全身運動なのでバランスも大事。最初は私も難しかったですが、続けるとできるようになりました。

 ──私も挑戦してみます!

 中島

 一連の動きを詳しくやっていきますね。まずは(1)姿勢良く立ちましょう。肩を下げ、おなかに軽く力を入れて引き上げます。手はズボンの縫い目に沿わせます。そこから両手を胸の前で合わせ、(2)合掌のポーズ。鼻から息を吸って、吐きます(3)両手を下から外に向かって大きく回し、頭上で軽く両手を合わせます。そして今度は逆方向に両手を開きます。太陽を浴びるように。ゆっくりと呼吸を吐きながら(4)上体を前に倒していきます。

 ──深呼吸のようで気持ちがいいです

 中島

 ゆっくりと大きく鼻呼吸をしながら。背中を平らにした状態で、そのまま(5)前屈していきます。膝は軽く曲げていいので、両手を床につきましょう。おなかと胸がつくようなイメージです。頭は起こさず、中に入れましょう。両足越しに後ろを見るように。

 ──なんとかついていっています……。ポイントはなんでしょうか

 中島

 お尻があまり後ろにいかないように。かかとの真上にお尻がくるイメージで。次は(6)背中を伸ばすポーズ。前屈姿勢のまま、両手を太ももの辺りに置きます。背中が平らにまっすぐになるように。深く前屈をします。そこから片足ずつ足を後ろにつきます。これが(7)板のポーズ。

 第6回<2>につづく。【取材・構成=鈴木絢子】

 「中島史恵のヨガで元気に!!」の第8回が、11月28日(木)付の日刊スポーツ大阪本社版で掲載されます。紙面でもお楽しみに!

 [2013年11月20日11時49分](1)肩を下げリラックス。手はズボンの縫い目に(2)胸の前で手を合わせる(3)両手を下から外に向かい大きく回し、頭上で軽く合わせる(4)両手を逆方向に開きながら上体を前に倒す(5)両膝を軽く曲げ両手を床につく。頭は手の間に入れる(6)両太ももに手をおく