埼玉・飯能市の「飯能グリーンカントリークラブ」(間庭康智支配人=62)は、CAS(コース・アドバイザリー・スタッフ)のレベルアップを推進している。「ゴルフ知識、コースアドバイス、接客マナーなどのしっかりした新しいキャディーサービスの提供」でコースの格の向上を図る。

 教育は所属の79期生・菊地祐江プロと先輩CASが担当。高卒の新人からベテランCASまで、コースやレンジで実際にボールに触れ、ルールと接客の講習を行う。菊地プロは「プロテスト最終試験を3年連続1打及ばず不合格」を乗り越え32歳で合格した苦労人。父は80年の日本オープンで優勝した菊地勝司プロ。幼いころから基礎を習得。今でも基本を大切にした「いいところを伸ばすレッスン」は人気が高い。

 飯能駅からクラブバスで約15分のコースは、南傾斜で暖かく、集客上位の人気。「レディースティーの新設。季節限定の健康メニューの導入」など女性向けサービスにも力を入れている。2月22日(木)には、豪華賞品のオープンコンペ、サントリー杯を実施。ビジター可能なコースレッスン、コンペ申し込みなどの問い合わせは同クラブまで。【電話】042・973・0005。