外房で本格的な中国料理を味わえるのが「東洋鴨川店」だ。名店で修業を積んだ5人の職人を抱え1979年(昭54)に開店、今年40年を迎える。

看板メニューは、土鍋をじか火にかけたまま運ばれる「マーボー豆腐」(900円・税別)。サンショウとトウバンジャンを利かせたピリ辛味は、ご飯のベストパートナー。「おなかに入る頃に辛さが広がってくるんです」とは倉島圭子社長。この味を求め、千葉ロッテ井口資仁監督や伊東勤前監督らも度々訪れるという。同店でしか味わえないのが、鴨川名物おらが丼の「海鮮あんかけチャーハン丼」(1700円・税込み)。地元産のアワビやエビ、イカなど7種類の海鮮の中には「フカヒレも入っているんです」。塩味のため軽い感じだが、ボリュームはたっぷり。2、3人でシェアして食べるグループも。ランチも常時5種類以上をそろえている。

◆所在地 千葉県鴨川市横渚(よこすか)1101の1、JR鴨川駅西口から徒歩3分。【電話】04・7093・2345。◆時間 午前11時半~午後3時、午後5時~同10時半(L0同9時半) ◆駐車場 完備