JR大井町駅中央東口徒歩1分。“東京で本格和歌山ラーメンが味わえる”と評判なのが「のりや食堂」。和歌山ラーメンは豚骨と鶏がらスープに細麺、付け合わせにかまぼこが入るのが定番。「のりや食堂」の和歌山ラーメンは一味違う。

「スープを丸2日煮込んでいるので、豚骨としょうゆのバランスが絶妙になってます。麺も低加水麺を使用した細麺に仕上げているので、だしがよく出ているトロトロスープに絡む。豚骨特有のにおいもありますが、あまり気にならないと言われます。和歌山の方にも、食べてもらいましたが、満足していただけました」と語るのが2代目店主の宮川豊さん(42)。先代のオーナーは、女子プロゴルファー・永井花奈の父親。今でも永井プロは立ち寄るそうで、この味が2017年11月、プロ初優勝を引き寄せたのかもしれない。

「ラーメンは奥が深いですね。毎日毎日、味がおいしくなるよう研究しています。ラーメン以外の料理からヒントを得ようと模索中です。お客様が来店する度に“新たな発見”を感じてくれたらうれしいですね」と話してくれた。

◆のりや食堂 品川区東大井5の19の9東大井アーバンハイム1階。【電話】03・3474・8953。営業時間(通常時)=平日午前11時30分~午後2時30分/同5時30分~午前0時。土曜午前11時30分~午後3時。日祝午前11時30分~午後3時/午後5時30分~同9時(要確認)