【記者が見た魔球〈2〉】シュート編 「次の試合から投げろって言われた」習得の瞬間

18年間のプロ野球取材を通じて、さまざまな「魔球」に出会った。投手が投げる変化球には習得した理由、方法、握り、投げ方など、それぞれのストーリーがあります。現役を退いたOBの中から、担当記者で直に見て、触れた「魔球」を紹介します。第2回は「シュート」編。

プロ野球

大竹寛のシュート

開幕6連敗を喫した翌年の07年シーズンを前に「もうクビになるなと思って、最後の悪あがきみたいな感じで」習得したのが、シュートだった。浦和学院時代から左打者の外角にツーシームのようなボールは投げていたが、右打者の内角には投げきれず、使い手だった先輩の黒田博樹の握りなどを参考に、投げ始めた。

大竹投手が「プライドを持っていた」ことは。シュート編後半に登場する投手が「一番印象に残っている」1球とは…。エピソードと合わせて、実際の握りの写真も掲載。有料会員登録でご覧いただけます

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。