現役4人目のJRA女性ジョッキー今村聖奈騎手(18=寺島)が、5日の阪神1R(3歳未勝利、ダート1800メートル)で初騎乗を迎えた。

自厩舎のリンギングフォン(牝)に乗り、中団後方からレースを進めたが8着に終わった。「4コーナーではふくらんでしまい、直線は外になってしまったので、今回やってしまったことと同じ失敗を繰り返さないように、先生と相談しながら今後のレースに生かして騎乗していきたいと思います」と反省を口にした。

元騎手の康成調教助手(飯田祐厩舎所属)を父に持ち、幼い頃から栗東の乗馬苑に通って腕を磨いてきた。1年先輩の古川奈穂騎手と永島まなみ騎手に続く、2年連続の女性ルーキーとして第1歩を踏み出した。

今週は阪神で、今年の新人最多となる土日計10鞍の騎乗を予定している。

レースは同じルーキーの角田大河騎手(18=石橋)がメイショウソウゲツ(牝、本田)で制し、JRA初騎乗初勝利を挙げた。