土曜の京都ハイジャンプ(J・G2、14日)は今年も中京芝3900メートルを舞台に行われる。

良血馬ポルトラーノ(セン6、萩原)は昨秋に福島のオープンで2勝目を挙げ、前走は小倉で0秒1差2着。父がオルフェーヴル、母は08年のエリザベス女王杯で競走中止したポルトフィーノという強烈な血統の持ち主でなかなかレースで力を発揮できなかったが、徐々に成績が安定してきた。

草野騎手は「雰囲気はいいですけど、それが競馬につながるかどうかですね。ただ、雰囲気は今までで一番いいくらいだと思う。(冬の)小倉に長く滞在した効果で馬が自信をつけたのかもしれません。相手どうこうではなく、自分の競馬ができれば」と期待している。