社台サラブレッドクラブは1日、所有する桜花賞、オークスの牝馬2冠馬のスターズオンアース(牝3、高柳瑞)が両前肢の骨片摘出手術を2日に行う予定と発表した。

スターズオンアースはオークスからオークスから3日後の5月25日、宮城県の山元トレセンに放牧に出された。ウオーキングマシン運動でリフレッシュを図っていたが、右前肢の球節部分にむくみの症状が出たため、27日にエックス線検査を受け、ごく小さな骨片が見つかり、右前肢の第1指骨を剥離骨折していることが判明した。

1日に美浦トレセンへ移動。同トレセン内の競走馬診療所で脚元の再検査を行った。その際、右前肢に加え、念のため左前肢の検査も行ったところ、左前肢の第1指骨部分にわずかな骨片が見つかった。右前肢より小さなものだったが、今後を見据え、両前肢の骨片摘出手術を決断。全治は3カ月程度を見通している。