夏の小倉競馬開幕を飾る重賞は、サマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞(G3、芝1200メートル、7月3日)。スピード自慢が集まるハンデ戦だ。

モントライゼ(牡4、松永幹)が2桁着順続きからの一変を目指す。20年京王杯2歳Sを勝っている実力馬だが、松永幹師は「最近は今ひとつ力を出し切れていない印象。自分でやめてしまっている」と振り返る。

22日の1週前追いでは坂路4ハロン51秒3-12秒6の好タイム。久々でも気配はいい。「きっかけがほしい。1200メートルでも、ためがきいて走れるようなら」と願っていた。