ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が史上5人目の重賞初騎乗Vを果たした。テイエムスパーダ(牝3、五十嵐)と初コンビを組んで先手を奪った。最軽量ハンデ48キロを生かして、鮮やかに逃げ切った。2着に3馬身半差の完勝で、勝ち時計の1分5秒8は日本レコードとなった。

◆JRA重賞初騎乗初勝利 84年のグレード制導入後に免許を取得した騎手では、過去4人が達成している。菊沢隆仁がチェリーコウマンで92年ウインターS(G3)を、武幸四郎がオースミタイクーンで97年マイラーズC(G2)を、池添謙一がトウショウオリオンで98年北九州記念(G3)を、宮崎北斗騎手がセラフィックロンプで08年愛知杯(G3)を制している。