JRAが暑熱対策として、来年の夏競馬で1日のレース数を12から7に削減する方向であることが28日、判明した。夏の新潟、中京開催の6週間ほどを予定しているという。1Rの発走時刻も大きく遅らせて、午後3時ごろで各所と調整中。
今年の夏季競馬では、7月25日から8月30日までの6週間、新潟・中京開催の気温が高い時間帯の競馬を休止する。2場の6週間で削減される合計120レースは平日の開催も視野に入れながら調整している。すでに競馬法施行規則の一部を改正する省令案は公表されている。その中には「1回の開催日数が1日の中央競馬を年間2回以内で開催できることとする」という文言もあり、開催日数は確保する方向。
昨年は4週間だったが今年は6週間に拡大していた。農水省はJRAが積み立ててきた資金の一部を原資として、総額1000億円(1年250億円の4年間)の追加納付の関連法案提出を目指しており、財源の確保は重要となる。一方で、暑さ対策は喫緊の課題でもあり、人馬の安全を第一に大きくかじを切ることになりそうだ。

