地方競馬初参戦だった2番人気バーデンヴァイラー(牡4、斉藤崇)が重賞初勝利を飾った。外からメイショウフンジンが先手を主張し、速めの流れ。逃げ、先行勢を見ながら5、6番手で自分のリズムを守った。3角からまくって4角では大きくリードを取った紅一点テリオスベルを追いかけ、ゴール寸前で首差きっちりと捉えた。勝ちタイムは2分2秒5。

13年ソリタリーキング以来、2度目の同レース制覇となった福永騎手は「よく勝ち切ってくれました。栗東で2週続けて跨りましたが、減っていた体重も戻ってコンディションも良かったと思います。今まで連勝してきた時は逃げか2番手でしたが、今日は先に行きたい馬がそろっていましたからね。今後のことも考えて砂をかぶらせる戦法をとりました。テリオスベルのリードが大きかったので早めに動きましたが、しぶとく粘っていた。最後まで分からなかったが、大きい白星だったと思います」と話した。

離れた3着は10番人気の地元馬ヴァケーション。急きょの乗り替わりで山本政騎手が手綱を取った1番人気ケイアイパープルは4着に敗れた。

馬連(2)(8)2930円、馬単(8)(2)5350円、3連複(1)(2)(8)14万5300円、3連単(8)(2)(1)63万5880円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)