日曜新潟メインのレパードS(G3、ダート1800メートル、7日)はフルゲート15頭に対し、21頭が登録を行っている。現時点で賞金順で出走可能な馬は6頭となっている。

今年も1勝クラスで強い競馬をした賞金900万組の素質馬たちが集結し、賞金900万組は15頭中、抽選で9頭が出走可能になる。900万組にとって、出走は狭き門となりそうだ。

一昨年には大量13頭が除外となり、あのテーオーケインズが除外で出走できなかった。同馬はその年の暮れには東京大賞典に出走し、翌年は4歳で帝王賞、チャンピオンズCを勝ったほどの実力馬。3歳3月の伏竜S2着で高いレーティングも持っていたが、2勝馬(900万円組)のために抽選対象となり、出走を阻まれてしまった。

夏の新潟で行われる3歳世代限定のダート重賞。再来年には「3歳ダートクラシック3冠」が創設されることが発表されており、今後のレパードSの位置付けも気になるところだ。レパードSは第1回をトランセンド、第4回をホッコータルマエが制し、多くのダートの強豪を輩出してきた登竜門。どの馬が出走可能となり、どの馬が除外されるのか…、今年も木曜に出走馬確定から目が離せない。