夏競馬は今週で最終週を迎え、各場のリーディングが決まる。小倉は2年連続“夏コク王”のかかる松山弘平騎手(32)が最後を締める。

小倉記念Vを含む18勝の松山騎手は昨夏に続くリーディング連覇が目前に迫っている。「リーディングをとらなければいけないぐらいの馬に乗せていただいているので、しっかりとりにいきたいです。1つの目標としていますし、最後の週にいい形で締めくくれば」と力強く語った。

充実の夏は土日小倉22鞍で有終を目指す。小倉2歳Sに挑むロンドンプランは、高い能力を見込む素質馬だ。「1200メートルは少し忙しいところがありますけど、非常にいいものを持っている馬。十分に期待できるポテンシャルがあります」と評価する。

今年は春に落馬負傷で1カ月以上の戦線離脱があったが、現在70勝で全国5位。今年のJRA重賞6勝目となればトップタイとなる。夏のみならず秋以降も目が離せない。【太田尚樹】