高田潤騎手(41)と森一馬騎手(29=松永昌)が、中京で行われる阪神JS(J・G3、芝3300メートル、17日)で“7場障害重賞制覇”に挑む。通常は中京で障害重賞が実施されていないため、達成者は石神騎手のみという珍しい記録。京都競馬場が改修中のため、3年連続の中京施行となる。

ずっとコンビを組むナギサ(牝4、本田)で挑む森一騎手は「機会をいただいたので、やれることをやるだけです」と平常心。「前走(11着)は展開も厳しかった。距離はさらに延びますが、斤量は58キロに戻る。使っての上積みがあれば」と巻き返しを狙う。高田騎手はメイショウアルト(牡4、高橋亮)と初コンビ。「代替(開催)ですし、あまり意識はせずに。どのレースも勝ちたいですから」と笑顔で「実績のある馬。状態もいいと聞いているし、この馬のリズムで運べれば」と描いていた。