9月25日、中山では伝統のG2・オールカマー(芝2200メートル)が行われる。

直線力強く伸びてオールカマーを制したウインマリリンと横山武騎手(左から2頭目)=2021年、中山競馬場
直線力強く伸びてオールカマーを制したウインマリリンと横山武騎手(左から2頭目)=2021年、中山競馬場

■オールカマーの見どころ

今年も多彩なメンバーが顔をそろえるが、注目はやはりデアリングタクト(牝5、杉山晴)だろう。3歳時には史上初めて無敗の3冠牝馬に輝き、その後もジャパンCとクイーンエリザベス2世Cで3着。世界に通用する実力の持ち主だ。1年ぶりの実戦となったヴィクトリアMでは6着も、続く宝塚記念では3着と復活気配。牝馬3冠を達成した秋華賞以来、約2年ぶりの勝利を狙う。


ヴェルトライゼンデ(牡5、池江)は、前走・鳴尾記念で悲願の重賞初制覇。1年4カ月の長期休養明けで、ダービー3着の地力を見せつけた。中山はホープフルSなど重賞で2着3回がある得意コース。ここも上位争い必至だ。


成長著しいテーオーロイヤル(牡4、岡田)が続く。4連勝でダイヤモンドSを制し、続く天皇賞・春も積極的な競馬で3着に粘り込んだ。2200~2400メートルにも実績があり、距離は心配ないだろう。


他にも、昨年12月のチャレンジC1着以来の実戦となるソーヴァリアント(牡4、大竹)、重賞で好走を続ける良血馬ジェラルディーナ(牝4、斉藤崇)、目黒記念3着と復調気配を見せた昨年の2着馬ウインキートス(牝5、宗像)、日本海Sを制して勢いに乗るロバートソンキー(牡5、林)も目が離せない。


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