2番人気のハーツクライ産駒スマラグドス(牡、西園正)が松山騎手に導かれ初戦を制した。勝ちタイムは2分6秒3。スタートを決めスムーズに3番手を確保。4角手前の勝負どころからゴーサインが出ると、外から内の各馬を一気にのみ込み、メンバー最速上がり34秒9で抜け出した。2着に1馬身1/4差。

鞍上は「まだ幼いところがありますが、スタート良く流れに乗ることができました。調教でもしっかり動けてましたし、ためるよりも自分で動いていく競馬をしました。最後もよく伸びてくれましたし、強い競馬をしてくれました」とたたえた。

西園正師は「稽古通りですね。調教からCウッドで(6ハロン)77秒台が出ていましたし、1度も攻め馬で負けていませんでしたから。まだやんちゃな面もあるので、その辺が克服してくれれば。来年大きいところを狙える馬だと思うので、先々にプラスになったと思います」と期待を膨らませた。