27日、東京でジャパンC(G1、芝2400メートル)が開催される。
■ジャパンCの見どころ
出走予定だった凱旋門賞馬アルピニスタが故障により引退したのは残念だが、それでも一流の外国馬たちが出走予定。迎え撃つ日本勢の大将格は、やはりG1・2勝馬のシャフリヤール(牡4、藤原英)か。前走の天皇賞・秋は5着に敗れたが、海外帰り初戦ということを踏まえれば及第点。昨年はダービー制覇後ジャパンCに挑み、コントレイルの3着に好走した。今年は昨年以上の結果を期待できる。
ダノンベルーガ(牡3、堀)は皐月賞→ダービーと連続4着の後、天皇賞・秋でイクイノックスから0秒2差の3着。重量面も有利なだけに、一気に頂点まで駆け上がる可能性もある。
強豪ぞろいの外国勢の中で、注目はG1・パリ大賞を制したオネスト(牡3、シャペ=仏)。愛チャンピオンSでも2着に入った。日本との相性がいいフランケル産駒だけに、軽視できない存在だ。
ドイツG1・バイエルン大賞を勝ったテュネス(牡3、シールゲン=独)は5連勝中。近2走は逃げ切っており、展開の鍵を握る。
グランドグローリー(牝6、ビエトリーニ=仏)は昨年の5着馬で、凱旋門賞でも5着に好走。シムカミル(牡3、ワッテル=仏)はG2・ニエル賞勝ちと、それぞれ実績は十分だ。
3冠牝馬デアリングタクト(牝5、杉山晴)は復帰後の成績は物足りないが、大崩れはしていない。やはりその地力は侮れない。
他にも京都大賞典で重賞初制覇を飾った上り馬ヴェラアズール(牡5、渡辺)、同レース2着で常に上位争いに加わるボッケリーニ(牡6、池江)、福島記念を逃げ切り復活ののろしを上げたユニコーンライオン(牡6、矢作)など、個性的なメンバーがそろった。
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