マーカンド騎手騎乗のタイセイマンボ(牡、高野、父ホッコータルマエ)が最内1番枠から抜けだし、1番人気に応えた。勝ち時計は1分56秒3。

好スタートを決め、スムーズに逃げ馬の後ろの好位を確保。向正面からのペースアップにも対応し、ロスなく直線を向く。鞍上の豪快なアクションに応え、粘るトロピカルタウンを残り100メートルあたりで内柵沿いから差し切る。最後は1馬身1/4差をつけデビュー勝ちを飾った。

マーカンド騎手は「すごくいい馬ですね。まだ幼いところがあって、抜け出す前に外の馬を見るところがありましたが、抜け出したら突き抜けてくれました」とたたえた。

高野師は「デビュー前に骨折をしていましたし、大型馬なので動き切れるか半信半疑でしたが、勝ってくれてよかったです。パワーホースなので中山の馬場も合いそうだと思っていました。1枠1番もこなしてくれました。今後は様子を見て決めていきます」と振り返った。