日本馬2頭は勝負どころでついていけず、着外に沈んだ。NHKマイルC覇者ダノンスコーピオン(牡3、安田隆)は後方からジリジリ伸びた6着。ビュイック騎手は「スタートで失敗しました。まだ3歳ですし、こういう競馬を経験していけば」と振り返った。

シュネルマイスター(牡4、手塚)はまさかの9着。8着に敗れた3月のドバイターフに続き、海外遠征で不可解な大敗となった。ルメール騎手は「最終コーナーでは反応がなかったね」と首をひねり、手塚師は「調子は良かったのですが、ゲートを出なかったとはいえ、ここまで伸びないとは…。申し訳ない」と肩を落とした。