根岸S2着で、フェブラリーSでも有力馬とみられていたギルデッドミラー(牝6、松永幹)が8日、現役を引退することになった。シルクホースクラブが発表した。

7日の調教後に右前肢の繋靱帯(じんたい)炎の炎症、軽度の第一指骨の剥離骨折が判明。全治3カ月以上の診断から、近日中に競走馬登録を抹消することとなった。今後は繁殖牝馬となる予定。

19年7月に中京でデビューし、翌年のNHKマイルCで3着に入るなど芝で活躍。5歳の夏を迎えた22年8月にダートに転向すると、転向3戦目の武蔵野Sで念願の重賞初制覇を飾った。年明けの前走・根岸Sでは後方から追い込み2着と見せ場十分で、予定していたフェブラリーSでは有力馬の1頭とされていた。通算22戦4勝。