北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで8日、種牡馬展示会が行われた。

未勝利勝ちから7連勝で19年フェブラリーSを制した新種牡馬インティ(牡9)が披露された。晴天の下、栗毛を神々しく輝かせ、筋肉質な馬体を誇った。

現役時に管理した野中師がマイクを握り「現役時代のインティはスピード、その持続力、瞬発力も兼ね合わせていました。馬格もありますし、筋肉の質もすごくやわらかく、お尻の大きさもすごいと思います。長いつなぎとやわらかさが特徴です。僕も乗ったことがありますけれど、芝でも走れるんじゃないか、というやわらかさを持っています。子どもには芝でも走る馬が出てくると思っています。血統的にもサンデー系が入っておらず、幅広い繁殖牝馬に付けられると思いますので、たくさん付けてもらって長く種付け生活ができるように応援お願いします」と期待を込めた。

初年度の種付け料は50万円。