圧勝! 単勝1番人気のダービー馬ドウデュース(牡4、友道)が、復権の完勝を飾った。勝ち時計は2分10秒9。

道中は馬群を見ながら、最後方グループで待機。向正面から外へ出てじわっと上昇すると、直線に入ってすぐ武豊騎手のGOサインを受けて先頭に立った。あとは後続を引き離す一方。G1馬、重賞馬たちを相手に3馬身半差の圧勝で復権を示した。

昨秋の凱旋門賞は19着と苦杯をなめたが、ヨーロッパ特有の極悪馬場に泣いたもの。日本の芝なら“最強”であるところを改めて見せつけた。

武豊騎手は「ドウデュースらしい走りができました。状態はすごく良かったと思います。ポジションにはこだわらず、前半は急がせない方がいいかなと。向正面でちょっと行きたがりましたが、今日はそれだけ元気が良かった。(直線は)この馬らしい反応で、早く全力で走りたかったんだと思います」とたたえた。

次走は3月25日メイダンのドバイターフ(G1、芝1800メートル)が予定される。武豊騎手は「なおいっそう楽しみになりました。(今年は)もう1度、最強と呼ばれるような結果を出したい」と力を込めた。

2着は6番人気のマテンロウレオ。3着は4番人気プラダリア。

2番人気エフフォーリアは最後の直線で競走を中止した。

馬連(1)(12)は1950円、馬単(12)(1)は2510円、3連複(1)(8)(12)は3470円、3連単(12)(1)(8)は1万4320円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)