世界最高賞金レースを逃げ切ったパンサラッサ(牡6、矢作)は、次戦の候補に挙がっているドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、3月25日=メイダン)で3番人気に浮上した。

英ブックメーカー大手のウィリアムヒル社は、前売り単勝オッズを9倍とした。1番人気はドバイでトライアル重賞を連勝したアルジールス(セン6、S&Eクリスフォード)で4倍、2番人気は昨年の勝ち馬でサウジC2着の米国馬カントリーグラマー(牡6、B・バファート)で4・5倍。日本勢ではダートG1連勝中のウシュバテソーロ(牡6、高木)が4番人気タイの11倍となっている。

矢作師はレース後に次走について「オーナーと相談ですが、ドバイワールドCの可能性もあります」と言及している。1着賞金は696万ドル(約9億500万円)で、勝てばアーモンドアイを抜いて歴代賞金王となる。