1番人気のメタルスピード(牡、斎藤誠)が好位から堂々と抜け出して、未勝利から2連勝を飾った。勝ちタイムは1分33秒9。先行馬を離れた位置で見ながら道中は4番手をリズム良く追走。抜群の手応えで直線を迎えるとしっかりと脚を伸ばし、迫る後続を封じた。新馬戦から手綱を取る戸崎騎手は「馬も良くなっていたし、以前のような内にササる面もなく真っすぐ走れていました。競馬が上手だし、安定して走れていますね」と成長ぶりを褒めた。

斎藤誠師は「1つ1つ課題をクリアしていますね。右にもたれる面も矯正して、ジョッキーも乗りやすくなっていると言ってくれました。このまま成長してくれれば」と好内容を評価した。

次走はニュージーランドT(G2、芝1600メートル、4月8日=中山)に向かう見込み。3着までに与えられるNHKマイルC(G1、芝1600メートル、5月7日=東京)の優先出走権獲得を目指す。