単勝1・2倍の断然1番人気ハギノアレグリアス(牡6、四位)が、待望の重賞初制覇を飾った。

川田将雅騎手(37)の手綱で道中は好位外めで脚をため、4コーナー手前で進出。先頭に並びかけて勢い良く直線に向くと、内から伸びてきた2着ケイアイパープルを頭差で制した。勝ち時計は2分8秒2のレコード。開業3年目の四位洋文調教師(50)もうれしい重賞初制覇となった。

川田騎手は3日連続のDG競走制覇で、12日中京の金鯱賞(プログノーシス)を含めると重賞4連勝と“無双”状態。名古屋大賞典は4連覇で、通算5勝目となった。

鞍上は「ケガもあり時間がかかってしまいましたが、無事に重賞ウイナーの仲間入りができて良かったなという思いです。リズム良く運べたと思います。最後まで一生懸命頑張ってくれました」と、初タイトルをつかんだ相棒をたたえていた。