デルマソトガケ(牡、音無)が逃げ切って、昨年のクラウンプライドに続く日本調教馬連覇を飾った。好スタートからハナを切ると、直線でも後続との差を広げて押し切った。2着はドゥラエレーデ(牡、池添)、3着はコンティノアール(牡、矢作)、4着はペリエール(牡、黒岩)が入り、日本勢が1~4着までを独占した。

デルマソトガケを勝利に導いたルメール騎手は、右手を高く挙げて喜びをかみしめ「今日はスタートが良かった。楽に好位を取ることができました。追い出したらすごくいい反応でした」と振り返った。

音無師は5月6日のケンタッキーダービー(米G1、ダート2000メートル=チャーチルダウンズ)への挑戦を明言。「願いがかないました。ここから行く予定になっている。勝てばという条件だったので、胸を張っていけると思います」と興奮気味に語った。