皐月賞(G1、芝2000メートル、4月16日=中山)へ向け、弥生賞馬タスティエーラ(牡3、堀)が2週前追い切りを行った。美浦ウッドでヴァリドゥス(3歳未勝利)と併せ、楽々3馬身先着。6ハロン81秒2-ラスト11秒2の好時計が出た。

共同通信杯4着から挑んだ前走を快勝し、在厩で調整中。堀師は「クロス鼻革を着用しましたが、馬は受け入れてくれて、頭を振る回数も減ってきました。追い切りは無理せずに速いラップが出て、止め際でDDSP(のどの疾患)の症状も出ていなかったので、この点は入厩当初より良くなっています」と話した。

来週の1週前追い切りは松山騎手騎乗で、ズブさとソラを使う点を修正できるようチークピーシズを着用する予定。