今週の中山メインは牡馬クラシック1冠目の皐月賞(G1、芝2000メートル、16日)が行われる。

スプリングS2着から挑むホウオウビスケッツ(牡、奥村武)は美浦ウッドの1週前追い切りで破格の時計をマークした。5ハロン66秒0、直線で強めに追われるとラストは10秒9。

デビューからコンビを組む横山和騎手は「調教に乗ったのは新馬戦の時以来かな。よくここまで来たなと思います。フリージア賞は課題がたくさん見つかったレースで、気性が難しい方に向かっているな、と。厩舎サイドが尽力してくれたおかげです。前走はいい競馬がでしたし、欲を言えば勝ち切って欲しかった。精神面は心配。素質はあるけど、自分との闘いになるのでは。調教と競馬は違いますからね。見極めきれないところはある」と冷静にジャッジした。