横山武史騎手(24)騎乗の1番人気リュウノユキナ(牡8、岩戸)が直線の末脚比べを制した。21年クラスターC以来の勝利で、重賞タイトルは3つ目。東京スプリントは21年に制覇し、今年は22年鼻差2着惜敗の雪辱を果たした。

最内枠から道中は好位のインを進んだ。直線半ばに差しかかると外へと進路変更し、先に抜け出した2番人気ケイアイドリーとの一騎打ちとなり、3/4馬身差捉えてゴール。勝ち時計は1分10秒3。

16日の皐月賞をソールオリエンスで制し、乗りに乗っている横山武騎手がまた結果を出した。「いい馬ですが、なかなか僕がうまく乗れず2着とかでした。なので今回は勝ててうれしいです。海外帰りは少し不安でしたが、調教に乗った時に状態は良くて、そこは自信を持って乗りました。枠は最高のところで、あとは僕がこの馬の能力を出すだけだと思っていました。直線は進路がありませんでしたが、この馬は使える脚が限られているので、結果的にいい感じに待たされて、タイミング良く追い出すことができました」と振り返った。

2着はケイアイドリー、3着には追い込んだオーロラテソーロが入った。

馬連(1)(6)は540円、馬単(1)(6)は990円、3連複(1)(4)(6)は1170円、3連単(1)(6)(4)は4260円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)