日本でも馬券発売される6日のG1ケンタッキーダービー(チャーチルダウンズ、ダート2000メートル)に出走する20頭とその枠順、取りやめた馬が出た際の3頭の補欠馬が決まりました。

昨年の2歳王者で、ここまで7戦6勝の本命馬フォルテは15番枠。これと同じT・プレッチャー厩舎で、2番人気が予想されるタピットトライスはこれまで10頭の勝ち馬が入ったラッキーゲートの5番枠を引き当てました。

西のG1サンタアニタダービーを制したプラクティカルムーブは勝率10・5%の好枠10番枠からスタート。米国入り後も注目を集めている日本のデルマソトガケは本命のフォルテを内に見る17番枠、コンティノアールは大外20番枠で、昨年繰り上がり出走で20番枠(馬番は21番)から発馬して波乱の主役となったリッチストライクの再現を狙うことになります。

もう1頭の日本馬でサンタアニタダービーでは鼻差2着のマンダリンヒーローは補欠の2番手。日本時間5日金曜午後10時までに2頭の出走取り消しを待ちます。

人気の2頭を擁し、3度目のダービー制覇に王手をかけるT・プレッチャー調教師は、今年デビューで無傷3連勝中のキングズバーンズも送り込んで昨年に続く3頭出し。過去に例のない1~3着の独占に挑みます。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)