牝馬クラシック2冠目オークス(G1、芝2400メートル、5月21日=東京)に、ヒップホップソウル(木村)がフラワーC2着から参戦する。管理する木村哲也調教師(50)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。
-フラワーCを振り返って
木村師 よく頑張ってくれたと思います。着順がちょっと残念でした。
-ここまでの調整過程について
木村師 1カ月前に牧場から厩舎に移動させてもらって調教を積んでいます。
-1週前追い切りは
木村師 十二分に頑張ってくれていると思います。
-最終追い切りは
木村師 予定通り、順調にこなしてくれていると思います。
-総合的にここまでの過程は満足のいくものか
木村師 そうですね。
-東京芝2400メートルは
木村師 彼女のリズムでやれれば対応できると思っていますし、広いコースの方が彼女が力を発揮しやすいのでは、と個人的に思います。
-ここ2週、東京競馬場は雨が続いた
木村師 やや重であるとか重になるという風になっても、非常に芝の状態はいいと僕は思っています。細かいことを言えば、草丈の問題でけっこう左右されると思います。
-ヒップホップソウルにとっては草丈の長さでどういう影響があるか
木村師 それは長くても短くても問題ないんですけど。やや重になっても重馬場になっても東京競馬場の芝の状態はいいという意味合いです。
-相手関係は
木村師 相手がどうというよりも、自分の管理馬が少しでもいい状態で当日を迎えられるようにするんだという気持ちでいつもいます。
-長所、強みは
木村師 1月のレースはちょっと不利もあったりしてどうにもこうにもというところはあったと思うんですけど、コンスタントに地力勝負で立ち回ってくれているのが彼女のいいところだと思います。
-位置取りは融通利く
木村師 融通は利かないですね。
-ファンに向けて
木村師 順調に来ていますので、当日応援してくださる人の気持ちに沿うように、期待に応えられるように、頑張りたいなと思っています。ぜひ多くのファンの皆さまに東京競馬場にご来場いただきたいと思っています。