第90回日本ダービー(G1、芝2400メートル、28日=東京)の追い切りが24日行われた。無敗の2冠を目指すソールオリエンス(牡3、手塚)とともに3歳の頂点を狙う横山武史騎手(24)が共同会見に出席した。21年には皐月賞馬エフフォーリアで挑戦し、鼻差2着に泣いた舞台。並々ならぬ思いを胸に秘め、大一番に臨む。一問一答は以下の通り。

-追い切りを振り返って

横山武騎手 先週と同様に馬の後ろで我慢させて、しまいを少し伸ばすという指示。ちょっと思ったより出過ぎたのですが、すごくいい動きでした。

-先週と比べて違いは

横山武騎手 先週はちょっとハミを取り過ぎたのかなと思いましたが、今日も取ってましたけど、すごくリラックスして走っていましたし、具合が1段階上がったなという印象です。

-以前言っていた手前を替えるという部分について

横山武騎手 何も変わらないですね。やっぱり緩いですね。

-それを左回りの東京で生かすには

横山武騎手 中山と違うので、直線までゆっくり運べるし、その点が良くなるんじゃないでしょうか。

-東京の方が合うと言っていたがどのあたりが

横山武騎手 直線が長いので、コーナーがゆったりと運べるのが合うんじゃないかなと思います。

-重い馬場の皐月賞で感じた強さは

横山武騎手 今週は良馬場予報になりそうですが、ああいう道悪をこなせたというのがこの馬の新たな発見だと思いますし、強さを再確認できたかなと思います。

-2年前のダービーとの心境の変化は

横山武騎手 2年前と同じで勝ちたいです。

-写真を見るのも苦しいという中でモチベーションをどう保ってきたか

横山武騎手 勝ちたい一心です。

-4回目のダービー。目標は

横山武騎手 勝つことです。

-ファンに向けて

横山武騎手 ソールオリエンスは本当に素晴らしい馬だと思います。皆さまの応援が力となると思いますし、皆さまの声援に応えられるように頑張りたいと思います。

【動画】ソールオリエンス・横山武史騎手の共同会見はこちら>>