バスケットボール男子Bリーグ、大阪エヴェッサの竹内譲次です。来季も地元大阪でプレーさせてもらうことが決まりました。今季終盤はチームとして成長を感じていただけに、次のシーズンではさらに上位を狙えると楽しみにしています。

さて、ダービー。今年の主役はやっぱり、皐月賞馬ソールオリエンスでしょう。道悪馬場で豪快に追い込んだ前走は圧巻でした。昨年11月の新馬戦、そして今年1月の京成杯と強い競馬を重ねています。好枠を引いた今回も死角はなさそうで、素直にこの馬から買います。

対抗は内枠に入ったスキルヴィングで、毎回のように上がり最速を繰り出す末脚が魅力的。デビューからすべて東京コースを走っていることも、ダービー一本に照準を合わせてきた感じがします。皐月賞2着馬タスティエーラは、新コンビとなるレーン騎手の存在も頼もしい。

Bリーグではシーズン王者を決めるチャンピオンシップ決勝が開催中。バスケと競馬、2つのビッグイベントをテレビで堪能しようと思います。馬券は3連単フォーメーション(5)→(2)(12)(11)→(2)(12)(11)(1)(4)(14)(15)の18点。【取材=スポーツ部・奥岡幹浩】

<竹内譲次の予想>

◎(5)ソールオリエンス

○(2)スキルヴィング

▲(12)タスティエーラ

☆(11)ハーツコンチェルト

△(1)べラジオオペラ

△(4)トップナイフ

△(14)ファントムシーフ

△(15)ノッキングポイント

◆竹内譲次(たけうち・じょうじ) 1985年(昭60)1月29日、大阪府生まれ。双子の兄公輔(B1宇都宮)との「ツインタワー」として名をはせ、京都・洛南高で02年ウインターカップ初優勝。東海大から07年に日立(現SR渋谷)に入団した。Bリーグ開幕を前にA東京へ移り、2連覇に貢献。21年に大阪へと移籍した。19年ワールドカップ(W杯)に出場するなど日本代表でも長く活躍。207センチ、98キロ。