21年新潟大賞典を優勝したサンレイポケット(牡8、高橋忠)が17日付で競走馬登録抹消となった。今後は種牡馬となる予定(行き先は未定)。

父はジャングルポケットで、母はアドマイヤパンチ(母の父ワイルドラッシュ)。18年3月に阪神でデビュー。3歳時に故障し、1年4カ月の休養を余儀なくされるも、復帰後は順調に勝ち上がり20年6月にオープン入りした。初重賞の20年新潟記念で3着に好走すると、続く毎日王冠でも3着に入った。21年新潟大賞典では直線で後方から上がり最速タイの末脚を繰り出し、2着ポタジェを首差制して重賞初制覇。同年は天皇賞・秋やジャパンCで4着とG1でも健闘していた。22年には京都記念、鳴尾記念で3着に好走した。

今年7月9日の七夕賞がラストラン(15着)。通算成績は33戦5勝。付加賞を含む総収得賞金は2億6150万1000円。