北海道新ひだか町の北海道市場では21日~25日まで5日間の日程で、日高地方の1歳馬を中心としたサマーセールが行われている。

初日の最高落札馬はスルターナの22(牡、父キタサンブラック)だった。落札額は2600万円(税抜き)で落札者は鈴木昭和氏。生産者は(有)村田牧場。近親に09年の高松宮記念&スプリンターズS覇者のローレルゲレイロ、重賞4勝&天皇賞・春で3年連続2着など芝中長距離で活躍しているディープボンド、重賞2勝のノースブリッジという血統。全兄キタサンドーシン(牡4、奥村武)は1勝クラスで結果を出している。

キタサンブラック産駒は年度代表馬イクイノックスや今年の皐月賞馬ソールオリエンスなど絶好調。牝馬は桜花賞2着コナコースト、ダートではダートグレード競走で重賞連勝中のウィルソンテソーロがいて、さまざまな路線で活躍馬が出ている。

初日、2番目に高額だったのはスワーヴリチャード産駒のリトルシャンブルズの22(牡)。安原浩司氏(今年の高松宮記念覇者ファストフォース、先週の札幌記念2着トップナイフなどを所有)が2300万円(税抜き)で落札している。