秋の中山開幕を告げる土曜メインは、今年からG2に昇格した秋華賞トライアルの紫苑S(芝2000メートル、9日、3着まで優先出走権)が行われる。

フラワーCの覇者エミュー(牝3、和田正)が得意の中山で反撃に出る。クラシックは桜花賞10着、オークス13着と大敗したが、今回は2歳未勝利、デイジー賞、フラワーCと全3勝を挙げるコースだ。

1週前追い切りは美浦ウッドで5ハロン69秒2-ラスト11秒9の時計を出した。

和田正師は「体形は変わりませんが、筋肉がつきましたし、春に比べ、しっかり食べることができています。もちろん秋華賞はありますけど、たたき台という意識ではなく、いいレースをしてくれれば」と好レースを期待する。