母父にトウカイテイオーを持つ2番人気レーベンスティール(牡、田中博)が中団から差し切り、重賞を初制覇した。デビュー戦で2着に敗れ、約10カ月ぶりの再戦となった皐月賞馬ソールオリエンスに1馬身3/4差をつけた。
<セントライト記念アラカルト>
☆レーベンスティール 2度目の重賞挑戦で初勝利。通算成績6戦3勝。馬名の意味は「生き様(ドイツ語)。父名、母名より連想。生き様で魅了する馬になるように」。
☆田中博康調教師 管理馬3頭の出走で初勝利。これまでは22年ローシャムパークの3着が最高。JRA重賞は函館記念(ローシャムパーク)に続く今年4勝目、通算も4勝目。
☆J・モレイラ騎手 初騎乗で初勝利。JRA重賞は18年京都2歳S(クラージュゲリエ)以来の通算5勝目。
☆リアルスティール産駒 産駒初出走で初勝利。JRA重賞は22年デイリー杯2歳S(オールパルフェ)以来の通算2勝目。
☆関東馬 21年アサマノイタズラ以来の通算65勝目。関西馬11勝、地方馬1勝。
☆単勝2番人気 17年ミッキースワロー以来の17勝目。
☆セントライト記念優勝馬の菊花賞制覇
49年 トサミドリ
56年 キタノオー
59年 ハククラマ
60年 キタノオーザ
63年 グレートヨルカ
68年 アサカオー
69年 アカネテンリュウ
77年 プレストウコウ
84年 シンボリルドルフ
15年 キタサンブラック
※「菊花賞トライアル」がついたのは95年以降。