JRAは2日、東京競馬および京都競馬の開催中に、一部指定席エリアにおいて、顔認証による通行が可能となるシステムを試験導入すると発表した。

対象日は、4~12日の東京競馬開催日と、18~26日の京都競馬開催日。

導入場所は、東京競馬場フジビュースタンド5階A・B・C指定席と、京都競馬場ゴールサイド3階スマートシートプラス。

対象者は、導入場所の指定席を利用する人の中で、顔認証による通行を希望する人。

各指定席エリア内に設置する登録端末で自身の顔写真を撮影すると、その日は終日、顔認証専用レーンより指定席エリアに戻ることができるようになる。

なお、顔情報の取り扱いについてJRAは「設置した端末で撮影された顔画像は指定席エリア通行時の本人認証のみに利用し、当日の競馬開催終了後速やかに全ての顔画像データを消去するなど個人情報の取り扱いについては十分に留意します。詳しくは現地にてお知らせを掲出しております」としている。