イクイノックス(牡4、木村)がG1・6連勝でジャパンC制覇を果たした。鞍上はクリストフ・ルメール騎手(44)で勝ちタイムは2分21秒8。

パンサラッサが1000メートル通過57秒6のペースで後続を離す大逃げ。2番手をタイトルホルダー、3番手をイクイノックス、4番手をリバティアイランドという隊列で進んだ。直線半ばで先頭に立つと、最後は2着リバティアイランドに4馬身差の快勝だった。ルメール騎手は何度も手を挙げて、歓喜のウイニングラン。目を真っ赤にしながらインタビューに応じた。「ありがとうございます。直線も(イクイノックスの走りが)速すぎたから。この馬の走りは信じられません。ペースは速かったけど、直線はすごい反応で、ビックリしました。今日は瞬発力がありましたね。言葉はもう…、ありません。1枠にリバティアイランドで、隣にタイトルホルダーもいたから、パンサラッサとタイトルホルダーの後ろ(のポジション)に行きたかった。いいスタートをして、すぐにその馬の後ろになれたので、勝つ自信がありました。イメージできました。(イクイノックスは)スーパーホースですね。彼の上では自信をたくさん持てます。賢いし、ポニーみたい。誰でも乗れると思います。あらためてイクイノックスはすごかったです。本当にうれしく思います。本当にありがとうございます。関係者に感謝したいです。世界一、おめでとうございます」。

2着と1馬身差の3着にはスターズオンアースが入った。唯一、外国から参戦したフランスのイレジンは9着。大逃げを打ったパンサラッサは12着だった。

馬連(1)(2)180円、馬単(2)(1)260円、3連複(1)(2)(17)600円、3連単(2)(1)(17)1130円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)