JRAは18日、松田大作騎手(45)から騎手免許の取り消し申請があり、17日付で騎手免許を取り消したと、発表した。

松田騎手は「今まで27年間騎手として仕事をさせていただき、本当にありがとうございました。今まで支えてくださった競馬関係者の皆様、ファンの皆様、本当に感謝しております。突然となりましたが、自分の中では何年も前から考えていたことで、騎乗馬を思う様に動かせなくなってきたことや、思う様な結果が出せなくなってきたこと、年齢を重ね体重の調整が難しくなってきたこと、また、シンプルに騎乗依頼が減ってきたことで、メンタルを維持できなくなり、引退を決意しました。27年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

松田騎手は、1997年に栗東・崎山厩舎所属としてデビュー。同期には、武幸四郎・現調教師、秋山真一郎騎手らがいる。

マカオやイタリアなど海外でも騎乗。JRA通算500勝。重賞は、15年ファルコンS(タガノアザガル)、クイーンS(メイショウスザンナ)、21年エルムS(スワーヴアラミス)、22年東海S(スワーヴアラミス)の4勝。