今年の注目新種牡馬を紹介する。

アダイヤー

父フランケル

母アンナサライ(ドバウィ)

■けい養先 ダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックス

■戦績 13戦5勝

■主な勝ち鞍 21年英ダービー、21年キングジョージ6世&クイーンエリザベスS

■種付け料 180万円

2歳10月にC・アップルビー厩舎からデビュー。3歳時に英ダービーを制した後、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSの同一年制覇を達成。祖父ガリレオ以来の快挙を成し遂げたスターホースだ。4歳時は秋まで休養するなど順調さを欠き、その後はG1勝利こそなかったものの、5歳時に22年英チャンピオンS2着、6歳時に23年プリンスオブウェールズS3着など一線級の実力を保持した。

昨年7月のプリンセスオブウェールズS2着後に引退が発表され、日本へとやってきた。近親には仏2歳牡馬チャンピオンのナショナルディフェンス、独古馬牡馬チャンピオンのアメージンググレースなど。22年凱旋門賞馬アルピニスタなどもいる、ドイツの「Aライン」のファミリーだ。

<ダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスの加治屋正太郎ノミネーションマネジャー>

フランケル産駒ということで、注目をいただいています。かなり多くの申し込みもいただいています。馬格もあって、配合していただく牝馬を選ばないというのが大きなポイントではないかと思います。忙しいシーズンを送ってくれると思うので、楽しみにしております。