09年のジャパンCダートに米国から参戦したティズウェイが死んだ。19歳だった。

27日、トルコのメディアと米国の「ポーリック・レポート」が報じている。現役時は米国、カナダ、日本で走り、引退後は米国、韓国、19年からトルコで種牡馬として活動していた。ジャパンCダートには4歳時の09年に参戦。ホイットニーハンデキャップ4着、ジョッキークラブゴールドC3着という実績を引っ提げての来日だったが、勝ったエスポワールシチーから1秒4差の12着に敗れた。

ジャパンCダート参戦時は重賞未勝利馬だったが、翌年(10年)にG2ケルソハンデキャップで重賞初制覇を果たし、11年にはメトロポリタンハンデキャップ、ホイットニーハンデキャップでG1を2勝した。管理調教師の名前がジェームズ・ボンド、来日時には「007」という文字の入った馬服を着て、運動を行っていた。産駒に大物は出ていないが、娘のコーステッドから22年の共同通信杯覇者でG1戦線で活躍するダノンベルーガ、昨年のサウジアラビアRC2着ボンドガールが出ている。