プロ野球ロッテの吉井理人監督が所有するリジン(牡5)が、23日阪神の4歳上1勝クラス(ダート1800メートル)で中央再転入後の初戦を迎える予定であることが分かった。鞍上は幸騎手を予定している。

父がストロングリターン、母は同監督が所有したフォーシーム。母の父がダイワメジャーで、伯父にG1・4勝のメイショウサムソンがいる血統。

最初は美浦の厩舎に所属したものの、未出走のまま競走馬登録抹消となり、浦和競馬へ移籍。7戦5勝、2着2回の成績を残して2月22日付でJRAに再転入し、栗東・宮本厩舎の管理馬となっている。

担当の長谷川助手はかつて、18年京都記念を制し、同年の凱旋門賞(17着)にも挑戦したクリンチャーを担当。「徐々に環境に慣れてきて、やっぱり力はあると思う。監督に似て若々しい」と伝えた。

プロ野球の開幕は29日。愛馬がひと足先に中央初白星を目指す。