お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(31)が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、10日阪神の桜花賞トライアル、フィリーズレビュー(G2、芝1400メートル)と同日中京の金鯱賞(G2、芝2000メートル)の予想を公開した。

 

「どうも、生涯収支マイナス3億円君です」と恒例のあいさつで登場。「最近当たらない」とネガティブな発言後に「穴狙いでいきたい」と高らかに宣言した。堅めの予想をすると、最近の重賞が荒れていることを踏まえての決断だった。さらに「僕が2400万円の的中をさせた時の買い方で、今回いきたいと思います」と超高額配当を狙いにきた。

まずフィリーズレビューは、5枠8番のオアシスドールを1番手に挙げた。スケジュールの都合で、動画は8日金曜の夜に撮影したことを明かし「多分、俺の選んだ穴馬の中で一番オッズがエグそう」と説明した。さらに7枠13番ポエットリー、3枠4番エトヴプレの人気薄を抜てき。逃げ馬有利の展開と読み、3連単は3頭を1着固定にした。買い目は3連単フォーメーションで1着(4)(8)(13)→2、3着が(1)(2)(3)(4)(6)(8)(9)(10)(13)の計168点。「買いすぎと言われるかもしれないけど、この買い方でええのよ」と言い放った。

続いて金鯱賞の本命馬には7枠10番のアラタを指名した。アラタ以外の穴馬には4枠5番ブレイヴロッカーと8枠12番ハヤヤッコを取り上げた。ドゥレッツァ、プログノーシス、ヤマニンサルバムを3強と評価しながら「もう強い馬が勝つ時代じゃないです。もうね穴馬がホンマに穴あけます」と息巻いた。買い目は3連単フォーメーションで1着(5)(10)(12)→2、3着が(3)(4)(5)(7)(10)(11)(12)の計90点とした。

粗品は、1月6日土曜中山4Rの3連単241万2370円を1000円分的中し、配当金の2412万3700円全額を「能登半島地震災害義援金」口座に寄付したことを同8日公開のYouTube「粗品のロケ」などで報告。

その予想に注目が集まっていたが、1月28日の根岸SとシルクロードS“のダブル的中”を最後に、5週連続で当たりが遠ざかっている。2重賞とも大穴馬券で6週ぶりの的中、あの2400万円ゲットの再現なるか…。