関西広報室の根岸清隆さんのご厚意で10日、レース前の阪神競馬場のダートコースを歩かせていただきました。当初は芝コースの予定でしたが、寒さで霜が降りて歩けない状態なのでダートコースに。ちなみにダートコースを歩いた記者は初めてだそうです。

長靴をはいていざダートコースへ。スタートは1コーナー。脚元にズシッときます。なかなかの負荷です。砂厚9センチは人には過酷。これを走っている競走馬はさすがですね。向正面に入ると脚元が少し軽くなりました。砂が浅くなってると感じました。土曜の1Rの前は同じ状態のはずですが、気候、レースを重ねることによって変化が起きるのでしょうか。

途中で障害コースに入りました。ここは野芝のままですが、着色されています。着色することで野芝に光合成を促すそうです。

再びダートに戻ってホームストレッチは馬場の大外ラチ沿いへ。ここは若干、浅くなっています。それには理由があって、救急車等の車両の走行があるために浅くなってるとのこと。

最後に歩けなかった芝コースも最内から外まで見ることはできました。内から数頭分は適度に踏み固まってる感じ。今はここを通った方が有利です。

馬場造園課の方はレースの翌日、月曜から次の開催に向けて砂厚を均等に9センチにするための作業を開始するそうです。丁寧な仕事、ご苦労様です。【明神理浩】