阪神11RポラリスSは、単勝1・6倍のサンライズフレイム(牡4、石坂)が圧倒的人気に応えて勝利した。中団追走から、直線では逃げ粘る2着馬を並ぶ間もなくとらえて、突き抜けた。藤岡康騎手は「駐立に難しいところがありますが、今日はゲートを上手に出てくれて、ポジションを取る競馬をしました。しっかりと反応してくれましたし、強い内容でした」と振り返った。

藤岡康騎手は直前の10R仲春特別をタツダイヤモンドで制し、JRA通算800勝を達成。セレモニーでは多くの騎手仲間やファンから祝福を受け「あと1つということは分かっていたので、なんとかここで決めたいと思っていました。いろんな関係者の、いろんな思いに支えられて達成できた数字ですし、うれしいです」と笑顔を見せた。

史上58人目、現役27人目。1万745戦目での到達だった。JRA重賞は22勝(うちG1・2勝)。