日本馬初のケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日)制覇を狙うフォーエバーヤング(牡3、矢作)が13日、米国・ケンタッキー州にある決戦の地、チャーチルダウンズ競馬場へ到着した。

同馬は3月末のUAEダービーを制し、ケンタッキーダービー出走圏内を確定させるポイント獲得に成功。その後はドバイで調整し、10日にドバイ国際空港を出発して、米国のシカゴ・オヘア国際空港に到着。12日に同空港を出て馬運車で移動。13日の現地午前4時5分(日本時間午後5時5分)にチャーチルダウンズ競馬場に着いた。

矢作厩舎の岡助手は「ドバイからシカゴへの移動後は、輸送してきたとは思えないくらい元気いっぱいでした。シカゴから競馬場に到着しても、変わらず問題なく、元気が良い様子を見ると本当に輸送に強い馬だな、と思います。食欲も旺盛で、明日は様子を見ながらですが、馬場にも出られると思います」とコメントした。

ここまで全日本2歳優駿、サウジダービーなど5戦無敗の戦績を誇り、本番はフロリダダービー覇者フィアースネス、ブルーグラスS覇者シエラレオネとともに上位人気の1頭になることが予想されている。