チェアマンズスプリントプライズ(G1、芝1200メートル、28日=香港)に向け、24日、サンライズロナウド(牡5、安田翔)がシャティン競馬場の芝コースで最終追い切りを行った。香港ジョッキークラブが発表した時計は4ハロン59秒5-ラスト2ハロン27秒8。

「チーム・ジャパン」を思わせる光景だった。馬場入りから向正面のスタートまで、異なるレースに出走する3頭が、3度目の香港遠征となるプログノーシスを先頭に、エルトンバローズ、サンライズロナウドと縦1列になって歩いた。追い切りも3頭が1ハロン程度の間隔を空け、それぞれに単走で芝コースの外ラチ沿いを駆け抜けた。安田助手は「今日一緒に調教した2頭(プログノーシス、エルトンバローズ)のサポートがあって、しっかりと負荷を掛けられました」と感謝し、「あとはこのよい状態をキープしていくだけです」とコメントしている。